会計について 起業、創業された方へ

はじめての会計

会計について
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その1 領収書をもらうとき

事業を開始したら、請求書の発行、領収書の受領その他、
色々な書類の受け渡しが発生します。

この書類には、その取扱いに注意すべき点があります。

今回は領収書について注意点を確認しておきましょう。

まず、領収書の記載事項は次のとおりです。

① 日 付
② 金 額
③ 宛 名
④ ただし書き
⑤ 発行者名

宛名はしっかりと記載してもらいましょう。

宛名の記載は次のとおりになっていますか?

例 法人の場合  株式会社○○様  ××合同会社
  個人の場合  京都商店 都大路様

今どき無いと思いますが、上様 と書かれたものや
宛名のないものに要注意です。

できれば訂正又は正しい記載をしてもらいましょう。

宛名は誰がお金を使ったのかを明確にするために
非常に重要なものです。

この記載がないと証拠力が非常に弱くなります。
税務調査の際にトラブルになる可能性もあります。

但し書きもしっかり記載してもらいましょう。

ただし、文房具代として

このように、文房具、食事代、お茶など
具体的に内容がわかる記載が望ましいです。

よくある「品代」は好ましくありません。


もし「品代」と書かれた領収書をもらった場合は
忘れないうちに自分で領収書に内容を書いておきましょう。

また、食事代などの場合は 領収書の余白や裏側に
「誰と行ったか」がわかるように、相手の会社名や氏名を
記載しておくことをおすすめします。

税務署などもよく、そのような指導をします。

領収書の訂正について

原則として、領収書の内容が間違っていたのであれば、
最も望ましいのはその場で訂正してもらうことですが、
それが不可能な場合は次の点に注意して追記等をすればいいでしょう。

金額:自身での訂正不可

日付:自身での訂正不可

金額、日付の訂正は自分ではできませんので、
必ず発行者に訂正を依頼してください。

但し書き:発行者に訂正を依頼することが困難な場合は
領収書の余白や裏面などに正しいものを自身で記載してください。

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谷口薫

自分の性格を一言であらわすと「努力家」。まじめにコツコツと継続できるところが強みであると思っています。
しかし、趣味や遊びの面では「三日坊主」のところもあり、仕事などで集中力を使い切ってしまっているのでしょうか?
ちなみに、私の血液型はO型。星座はふたご座。干支はいのししです。

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谷口薫税理士・行政書士事務所

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