「棚卸資産の評価方法の届出書」
今回は「棚卸資産の評価方法の届出書」をご紹介いたします。
ちなみに、この届出書の提出は任意となっています。
ところで棚卸資産とは何か、ご存知でしょうか?
棚卸資産とは、お店の在庫商品や材料などのことです。
この棚卸資産は決算において、在庫数を一つ一つ数えて、
その合計の金額を計算することになっています。
この棚卸資産の合計金額を計算するときに、棚卸資産の評価を
行いますが、この評価方法には、先入先出法や後入先出法など
全部で9種類あります。
どの評価方法を選ぶか、会社は選択できますが
評価方法により利益や税金に影響することがあります・
記載内容
どの評価を選択するか?が最大のポイントです。
よくわからない場合は、専門家(税理士等)の意見を
参考としてください。
添付書類
特にありません。
提出期限
最初の確定申告の提出期限までに提出する必要があります。
もし、提出が遅れたり、提出しなければ、自動的に
「最終仕入原価法」(法定評価方法)という評価方法を選択したことになります。
実は、この届出は提出しないことも多いです。
特に明確な理由がなければ法定評価方法で評価されています。
記載内容にご不明な点がありましたらご相談ください。
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